Twinkle Star Lineについて
今回集まった職員全員が、「人」と接する仕事を生業とさせて頂く生活をおくってきました。対人という意味では、児童も、成人も、高齢者も、そして障がい児・者も何も変わりはありません。ただ、障がい児を支援していこうと思うと、愛情だけで支援することは難しいようです。専門的な知識はもちろん、多くの資質が問われます。今回、本法人を立ち上げられるのは、その仲間が集まったからです。利用者の尊厳を第一に考え、職員一人一人の個性が、必ず子どもたちの支援に役立つ、と思えたからです。
はじめに、職員は利用児の安全・安心の確保に全力を捧げます。彼らの地域に出る一歩目に携わることができることに感謝し、今後の人生のための素敵な種まきを、保護者とともにしていきます。
つぎに、法人はそんな利用児のために全身全霊で働いてくれる職員を守ります。職員がこの仕事に誇りを持って働き続けられるよう、労働環境の整備、人材の育成等に励みます。
そして、利用児と職員・法人は、笑顔でいることで、地域や社会に安らぎをもたらします。まだまだ誤解や偏見のある社会です。私たちが幸せに過ごしていることを示すことで、少しずつでいいので地域に理解者・協力者を増やし、いつか彼らが自立したい、と思ったときに自立しやすい地域であるように努めます。
児童発達は基礎の基礎です。土壌を耕し、雑草を抜き、肥料を与え、与え過ぎず。土壌と気候を見極め、適した種を撒き、撒き過ぎず。そんな日々になるでしょう。利用児の特性・特徴、発達状態、個性等全てに十分な配慮を行い、今どんな支援が最適なのかを、職員全員で見極めて行っていきます。
法人・職員ともに、成長していく彼らのサポートのために、いずれは児童発達の増設、放課後等デイサービス、就労支援など今後の展開も思い描いています。小学校に入学すれば、それでよし、ではないからです。
彼ら一人一人が、みな光り輝いています。彼らの進み行き、伸びゆく道の、安全・安心の見守り人であり続けることを、私たちはここに誓います。